”Ｒａｆｆｉｎｅ”　ライナーノーツＧＡＲＤＥＮ

音源形態▼ＣＤＲ(帯なし・ケース無・特殊仕様)▼　　
V系音源のレビューブログ「安眠妨害水族館」で超有名な魚がとれたさんの音楽プロジェクト咲花-サカナ。-名義で長編音小説(フルアルバ厶)がリリースされる事になりました。
長編音小説と置き換えているとおり、ひとつのストーリーを12ヵ月の景色とともに切り取ったコンセプトアルバムとなっており毎年少しずつ作品を発表し続けてきた咲花-サカナ。-の集大成とも言える作品となってます。2000年代を一つの起源とした昭和レトロビジュアルにどっぷり影響を受けた咲花-サカナ。-が紡ぎだす切ない歌メロと小説というだけある言の葉を刹那に綴った歌詞は聴くものを物語にトリップさせてくれます。ちなみに昭和レトロビジュアルに影響を受けたと先述しましたが曲に関しては昭和レトロロックはあくまでエッセンスでビートビジュアル・ダークビジュアル・オサレ等々様々なビジュアル系を昇華させており、どんな系列のビジュアル系が好きな人にも刺さるそんな正直お世辞抜きにすごく良い作品に仕上がっています。

更に当店限定特典として『まつりのよる2』を作って頂きました。実は[島]が営業していたバンギャカフェ＆バル“Raffine”で2016年の咲花-サカナ。-エイプリルフールの企画として限定15枚で無料配布されたて幻の1stEP『まつりのよる』というのがありまして、今回はその復刻版となります。収録曲は当時と一緒ですが、内容は当時のテイクではなく、咲花-サカナ。-参加のV.A.『NO VISUAL, NO LIFE』のシリーズの特典として１曲ずつ再録していたものをまとめた内容となってます。なお、パッケージは当時の仕様を再現しつつ、2016年より豪華になった仕様となっています。ジャケット付の『まつりのよる2』はたった10枚となっており、それ以降はジャケなしの簡易版となります(もちろん特典自体が少数限定につきなくなり次第終了となります)

いい曲が多すぎて選曲が苦しいのだが敢えて[島]が3曲選ぶなら「4月 さくらの花、咲くころ」「9月 枯花-カレバナ。-」「11月 ゆめわずらい。」かな。ちなみに特典CDからは「影になった夜」を推させてもらいたい。


『さよならまでのあまやどり』収録曲は...